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これでわかった!金融商品取引法

これでわかった!金融商品取引法

広告規制の内容


(広告の規制にはどのようなものがあるの?)
Q02.金融商品取引業者の広告の規制には、どのようなものがあるのでしょうか?

A02.金融商品取引法は、金融商品取引業者が広告をするとき、広告に記載しなければならないことを規定しています。その中で、特に重要なものは、次の2つです。

○ 顧客が支払う手数料や負担するコストの額 ○ 取引に伴う市場リスク

まず、顧客が支払う手数料や負担するコストとは、業者や取引関係者が受取る手数料など、顧客が取引をするにあたって負担することとなるすべてのコストのことを指します。

コストが取引金額に含まれている場合には、コストが取引金額に占める割合を示さなければなりません。また、ファンドオブファンズの場合には、子ファンドの手数料も開示する必要があります。

取引に伴う市場リスクとは、金利や通貨の価格などの指標の変動の影響を受けて、元利払いや分配金が、投資額や出資額を割り込む可能性のある商品の販売などを指します。

取引に伴う市場リスクがある場合には、どの指標の影響を受けるか、また、その指標が変動すると元利払いや分配金が投資額や出資額を割り込む可能性がある理由を大きな文字で記載することが求められています。




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